環境感受性あるいはその気質・性格的指標である感覚処理感受性が極めて高い人たちに名付けた、エレイン・アーロンが1996年に表した一般書で提唱した心理学上の概念
引用元:wikipedia「ハイリー・センシティブ・パーソン」
HSPとは、Highly Sensitive Personの略で、上記の説明のように刺激に敏感な人たちのことを指します。
例えば、ちょっとした物音にびっくりしてしまったり、光に弱かったり。
沢山の人がいるところが苦手で、人の目を気にしがち。
そんなHSPだからこそ抱える悩みがあります。
「普通になりたい。」
普通とはなにか
では考えて見てほしいのですが、普通ってなんだと思いますか?
普通な人生というと、小中高大を卒業して就職をして老後はゲートボールでもする、みたいな感じでしょうか。
HSPの方だと、例えば、みんなみたいに友達と一日中遊び通すことだったり、睡眠時間が6時間で済むとか、周りに人がいても仕事をバリバリこなして、お昼休みはみんなとランチに行くことかもしれません。
普通って感じますね。私もHSPなので、こうやって書いていると憧れてしまいます。
多分みんな似たものを想像していると思います。
普通、とは平均的なものの見方かもしれない。
でも、みんな普通でしょうか。
そもそも大学にいかない人もいるし、就職しないでフリーターになる人もいる。
例えば私は、大学に行くのを途中でやめ退学し、現在バイトで生活しています。
私の知り合いのAくんは、まだ高校に行っているであろう年ですが、高校を中退しています。バイトを掛け持ちながら生活をしています。
Bさんは、結婚の予定はなかったにも関わらず20歳で子どもを生みました。就職していましたが一旦仕事をやめ、パートになりました。
Cさんは、大学を卒業して就職しました。でも半年も経たずにやめてしまいました。現在転職活動をしています。
Dさんも大学を卒業して就職しました。現在も仕事を続けています。いかにも普通な生活をしているように見えますが、摂食障害に苦しんでいた時期がありました。どれだけ痩せても満足せず、とにかく食べ物を口にしないようにしていたそうです。
外から見て、明らかに普通じゃない人もいますが、一見普通にみえても、関わっていくうちに結構普通じゃない事がわかることもあります。
そして、多分みんなどこか普通じゃない。
普通なんてないかもしれません。ただの虚構。
誰しもが普通じゃない部分が必ずあると思います。
普通な人がいたとしたら、それはもはや、普通の人じゃないです。
「このままでいい」と思うわけ
みんな普通じゃないなら、私たちは無理をして普通になる必要はないんだと思います。
私もずっと普通じゃない、普通になりたいと悩み、普通になろうとしました。でも私は私のままでよかったし、その方がよかった。
少し自分語りになりますが、私は不安感が強いんですよね。知らないお店に入るだけでも物凄く緊張してしまいます。持ち物をたまに確認しないと忘れ物がないか心配になったりするほどです。
だから私は不安感を弱くしました。生きるのがめちゃくちゃ楽になったのですが、1つ欠点がありました。
毎回忘れ物しそうになることです。
この前病院に行って診察券を出そうと思ったら、あれ忘れてきたかも。とヒヤリとしました。
よくある事なのかもしれませんが、これまでの人生で私は、そういうヒヤリをほとんど経験してきませんでした。
不安感があったからです。不安感は悪いものだと思っていましたが、いい所もあったのです。不安感があったからこそ、忘れ物をせずに済んだ。私は危機管理能力が高かったんです。
この経験から、私は心配性な私を大切にしようと思いました。忘れ物はしたくないですからね。
だから普通になろうとしなくていいんです。
あなたもあなたのままでいいんです。
HSPとして生きていく
つまり、HSPのままでいいということです。
私の例のようにHSPにも悪いところばかりじゃなく、いいところもあると思うのです。
- 感受性が豊かで感動しやすい
- 深く考えるからこそ洞察力がある
- 質素な生活でも喜びを感じられる
- 共感力が高いから人の痛みに寄り添える
- 高い観察力によって、些細な変化に気づいて人を助けられる。喜ばせれる。
もっとあるかもしれません。
長所だと思っているところには欠点があって、欠点だと思ってる所にも長所が、必ず存在します。
ちなみに、「普通じゃない所」。これには名前が付いています。
そう、「個性」です。
HSPは素敵な個性だ。
HSPのまま生きる。
人が多いところには無理に行かなくていいし、疲れたら休んでいい。
自分の体と心の声を聞いて、それに従ったらいい。
もちろん、難しい場面もあるかもしれないですが、普通になりたい、こんな自分はダメだ。と自分を責める必要はありません。個性だと思えたら、生きやすくなるはずです。
そのあとで、どうしたらHSPでも楽しく生きていけるか、考えてみてもいいかもしれません。
HSPでも生きていける世界は、存在するはずです。






